名作の舞台カンチャナブリ旅行記①

皆様、タイの「カンチャナブリ」という場所をご存じでしょうか。

有名な映画の舞台になった場所です。
「戦場にかける橋」という
1957年公開の第30回アカデミー賞受賞作。

映画は見ずにあらすじを調べましたが、
ハッピーエンドではない
悲しい気持ちになるストーリーです。

バンコクからはバスやバン（ワゴン車）、
電車で行ける距離にあります。
3泊以上してゆっくりするのが定番なんだけど、
今回は近いので2泊で旅行に行った！

結果、かなり疲れまして、
やはり3泊で行けばよかったと後悔しております。

バンコクからは西へ140kmくらい。

今回カンチャナブリに行った目当ては、
「戦場にかける橋」も、歴史好きとしてはもちろんだけど、
タイで1番奇麗であるという

「エラワンの滝」

へ行くことでした。

乾期の涼しい時だと水が少ないらしいので、
10月のまだ暑い時期に行ってきました。
せっかく滝を見に行って、なかったら悲しいよね。

今回は電車の旅

調べてみると下記2本があります。
注意点は「Bangkok」駅ではなく「Thon Buri」駅発であること。

• 7:50発 10:25着
• 13:55発 16:24着

土日祝日はファランボーン駅からも、
6:30発の特別電車が出ているようです。

当日はスクンビットエリアからGrabを使ってThon Buri駅まで。

早朝でしたが、余裕を持って45分はかかると考えて、
6時30分過ぎに出発しました。

途中まで良かったのですが、
駅前が激ごみで電車出発まで20分くらいになってしまったので、
降りて歩きました。
車が全く動く気配がなかった。

左手には市場がオープンしていました。
人多いし、食べ物の匂いで充満しています。

想像していた以上に人が多く、
チケットカウンターも行列ができていました。

小心者

電車来ちゃわないか心配だった。

無事にチケットを購入し、水も入手しました。
電車内にエアコンがないらしいので・・。

ホームも人だらけです。
電車にもトイレがありますが、
ホームのトイレを使っておくと安心です。

東南アジア旅行は

ポケットティッシュ

必須ですね笑

これは、きっと席の争奪戦が起こると予想し、
なんとなく最前列で待機しました。

先に電車を引っ張る重くて強そうな車輛が来ました。
現代人の私は、こういう電車（？）に乗るのは初めてなので、
わくわくしてきます。

ガタンゴトン言うのかなと。

7:50に近くなると、人々の席を確保しなきゃ！
という声が聞こえてきます。
（聞こえてくる気がします。）

気にしすぎでしょうか。
エアコンない中で3時間も立ちっぱなしはみんな嫌です。

予想通り、車両が来ると
入口の位置を確認しながら波のように動く人々。

私は電車の長さやドアの位置を計算して、
ベストポジションを算出。
おそらく座れるであろう待機ポジションを確保。

冷静！

案の定、乗り始めると席争奪戦。
早く乗ってもゆっくりしていると席がなくなるので、
欧米人夫婦が座っているボックスの空きシートに座らせてもらった。

座れない人も一定数いるようで、ほっとした。
窓が開けっぱなしで、電車が走り出すと風が流れ込んでくる。

日本の電車とは違う振動や音に走り方を楽しみます。

1-2時間走ると、窓の外は、それはそれはのどかな風景です。
タイにもこんなに緑があったんですね。
日本の田舎の方に住んでいたので、
少年時代を思い返します。

少年時代の夏っていうイメージです笑
夏っぽい匂いもしてきた気がする。

さらに走ると川も見えてきます。
カンチャナブリが近づいています。

3時間苦にならないで電車の旅を楽しみましたが、
この電車ではカンチャナブリ駅でも、
戦場にかける橋駅（River Kwai Bridge）でもなく、
Tham Kraseまで向かいます。
アルヒル桟道橋という、崖っぷちに建てられた線路が有名な場所です。

カンチャナブリからはさらに1時間強ほど掛かりました。

こちらの駅（？）みたいなところの
次に停まる場所が目的地です。
うーんわかりにくい。
この紛らわしい場所は目の前がホテル＋アトラクションのようになっているので、
小停止するのではないかと思われます。

電車は出発するとそれらしい崖っぷちを通ります！
窓からみんな身体を乗り出しています。

THAMKRA SAE BRIDGE駅ではなく、
THAMKRA SAE 駅が正解ですね。

崖っぷちを渡りすぎたところに駅があって、
売店がたくさん立ち並びます。

線路の上を歩いて、電車が走った崖っぷちを見に行きます。
暑いし、売店に食べられそうなもの置いてないし、

景色は良いしのどかな雰囲気も素敵だけど

苦しいです笑

これは、電車だと帰りの時間まで長いし、
市内からの日帰りツアーが望ましいかもしれない。

今回の旅の目的のひとつでもあったので満足です。
暑すぎて長時間いるのは厳しいです。

左手の崖にはお寺（？）がありましたので、
入ってみました。

東南アジアは崖や洞窟に仏像というパターンが多い気がします。

カンチャナブリに戻る電車は時刻表通りだと、
13:15に来る予定ですが、、30分ほど遅れているようでした。
到着したのが12時過ぎだったので2時間弱の滞在。

軽くお店を観ましたが在住者の私にとって興味のあるものはなしでした。

ホームの陰でお水を飲みながら電車を待ちました。

帰りは割と空いていて、
座って「River Kwai Bridge」駅まで行けました。

1時間強さらに電車に揺らされて、
空腹と暑さで疲労感が半端ないです。