インドネシアの古都ジョグジャカルタ旅行記③

インドネシアの古都ジョグジャカルタ旅行記③

今朝は6:00過ぎに起床!
ボロブデュール遺跡はジョグジャカルタ市内から2時間は掛かるので早めの起床と朝食。

しかも今回はツアーとかではなく、
タクシーの貸し切りでもなく、
公共交通機関を使って独りで行く!

独り旅っぽくない!?

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おそらく遺跡周辺は
にお腹の弱い私が食べれるものは少ないと思うので、
炭水化物を多めにエネルギーチャージ!!
とても美味しくてたくさん食べられる。

遺跡は市内バスのトランスジョグジャではさすがに行ける距離ではないです。
トランスジョグジャでJomborバスターミナルまで向かいます。

ホテルから歩いて10分弱の距離のHalte TJ Senopati 1から、
2B路線のトランスジョグジャに乗ります。3,600ルピー。

Jomborバスターミナルまでは1時間弱かかる。

7時過ぎに乗りました。
Google Mapがとても便利。
トランスジョグジャの駅をクリックすると路線とバスが来る時間が表示される。

もしくは、行きたい場所をクリックして
経路検索をすると最寄りトランスジョグジャの駅がわかる。

乗客はほとんどおらず、ほぼ独占状態だった!
乗客側にもバス従業員が一人乗るんだけど、
めちゃくちゃジロジロ見られる。

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Jomborバスターミナルには8時過ぎに到着。
バスは30分に1本くらい出ているようです。

ターミナルにはトイレもあるが、
清潔さはご察しくださいませ。
ホテルで済ませることをお勧めします。

バスは大昔の日本製で冷房はもちろんついていないです。

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ドア近くの良い席を取れた。
足元空間あるし、
ドアは開きっぱなしなので風が気持ち良いです。

8:30くらいに出発。

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バス代は25,000ルピア(約200円)で、走行中に徴収される仕組み。
途中でいくつかのバス停に停まり最終的には乗客でいっぱいになった。
タクシーだと日帰り80万ルピアくらい(約6,500円)掛かるみたいです。

10:00前にボロブデュール遺跡バスターミナルに到着。
1時間半くらいのバス旅。感覚としてはあっという間。

遺跡までは歩いて10分ほど掛かる。
バスをおりるとすぐににタクシーやバイクがいますが、
Google Mapを片手に歩いていくことにします。
(直線です。)

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両サイドにお店があり、飽きずに歩ける。
わくわくしていて足取りが軽いです。

日差しは強めですがカラッとしていて体感温度はそこまで高くないです。

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巨大な駐車場が右前方に現れてくる。

その奥に大きな広場のような入口が現れて、
外国人用の入り口は左側にある。

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入場料は630,000 インドネシアルピーです。
(約5,000円)
当然ながら外国人料金。
通訳を付けるかなど案内をされます。
私は通訳なしで、トイレだけ借りて出発です。

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巨大テーマパークに来たかのような雰囲気です。
入り口はいるとすぐに壮大な音楽が聞こえてくる。

仏教遺跡ですが、イスラム教徒の地元民もたくさん来ています。
宗教の垣根を超えて、インドネシアの誇る遺跡なんだと思う。

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パンフレットをもらって表示の案内に従って遺跡へ向かう。

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遺跡を正面に大通りを通って行きます。
遠目からもわかる存在感!

訪問客はみんな楽しそうです。
良い光景です。

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階段を上ります。
空がきれいで神々しい雰囲気を出している。

780年頃によくこれだけの大建造物を・・。
この山奥にどうやって部材を運んだのだろか。
(完成は840年?と言われています。)
総面積は2500㎡で世界最大級だという。

遺跡HP

壁に細かい装飾がされています。
全体で9層の階段状ピラミッド構造をしています。

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9層が仏教の3界を現しているのだそうです。
下から、欲界、色界、無色界です。

  • 欲界は人間がいる世界で、淫欲と食欲にとらわれた世界。
  • 色界は人間と神が接する世界で、淫欲と食欲は超越しているが物質的条件(色)にとらわれた有情も住む世界。
  • 無色界は神の世界で欲や物質的条件をも超越し、精神作用のみが住む世界です。

ボロブデュール遺跡では上部の円檀(3層)が無色界、
その下の方檀(5層)が色界、基壇(1層)が欲界を現しています。

欲望に満ちた世界から禅定に達した世界へ登れる寺院ということですね。

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特徴である巨大なステューパ(仏塔)が現れる。
全部で72基あります。

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神の世界

からの景色はとても奇麗です。
空気感が違います。
サンライズが有名ですが、間違いない絶景だと思います。

遠くに大きな山がうっすらと見えている。
心が落ち着きます。
何も考えずに景色を眺めていることができます。

宗教が異なる地元の人たちもその空気感を楽しまれています。
これだけの寺院を建立できた王朝が短期間で滅びてしまうなんて・・。

一基だけ、カバーが取れているステューパがあった。
お気に入りの写真が撮れた。

頂上へ。
事前にもっと歴史や遺跡について学んでから来たら見えた景色が違ったかも・・
無色界とか知らずに円檀に登っていました・・

何故イスラム国に世界三大仏教寺院があるのか。
何故こんな山奥にあるのか。
インドネシア人にとってどんな存在なのか。

とはいえ、知らなくとも特別な空気感を実際に感じました。
仏教遺跡は心が落ち着き平穏を感じられますね。

ミャンマーのバガン、カンボジアのアンコールワットと
世界三大仏教寺院をすべて訪問しました。
甲乙つけられないですね。

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名残惜しさがありましたが、下ります。
途中で地元の子供たちに写真を一緒に撮りたいと言われました。
日本人が珍しいのでしょうか。

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降りてからは前もって調べていた、
遺跡を一望できる展望台的な場所へ。
徒歩5分強で行けました。

少し登るのですが、10分もかからないです。

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眺め良いです。
ジャングルのなかに孤高な寺院。
誰もいなかったので穴場スポットかもしれません。

帰りは12時30分のバスに搭乗。
行きよりも大型のバスです。
真ん中の方の席に座りましたが、、、
暑かったです。
冷房ついていないので・・。

14時過ぎにはボロブデュールに到着。

マリオボロ通り沿いのマリオボロモールへ。
思っていたよりも大きいです。
お腹ペコペコです。

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レストラン街がありましたが、どこも混んでいたのでケンタッキーへ。
室内の席は満席だったので外の席です。
なぜかライス付きでした笑

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昼食後は有名なマーケットへむかいます。
ブリンハルジョ市場と言って、このエリアで一番古い市場です。
1758年から続いているらしいです。

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3階建てで、なんでも揃いそうです。
お店も人も多くて、冷房も聞いていなくて暑すぎます。
10分持たずギブアップでした。

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ホテルに戻って小休憩をしてからジムです。
徒歩すぐのホテルで良かった。

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私の旅行にジムは不可欠です。
理想の旅は、朝ごはんをしっかり食べて、
見知らぬ地を歩き、無理せず休憩を挟んでジムで身体を動かします。

独り旅の醍醐味!

夜はマリオボロ通りをお散歩します。

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一体どんな料理が出てくるのでしょうか・・。

日本の影響を感じるお店もありました。
めちゃくちゃセイコー!!
数十年前の看板でしょうか。

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道端でたくさん売っているサテを買いました。
もっとソース(?)の味が濃いかと思っていましたが、あっさり目の味です。
ボリュームあります。

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明日のプランバナン寺院への行き方のおさらいをして就寝です。

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