転職までの話
30代独身結婚できない男子。
20代後半に転職でタイにやってきた。
日本では地方の国立大学を卒業してから東京のIT関係で営業職。
日本での勤務年数は4年と少し。
TOEICスコアは785だった・・。
見栄を張って英語めちゃくちゃできる風を装っていた。
タイでは金融関係の営業職として今に至る。
大学時代に半年間イギリスへ語学留学。
海外で働くことに関心があった。
日本でのIT会社では上司と合わず、日々ストレスが溜まっていた。
「金融」にかっこいいというイメージを抱いていた。
業界を変える転職は早い方がいいと考えていた。
海外で、金融業界で日本人を求める求人に出会えて、これだと思えた。
最初の日本人の面接官も、タイの社長も相性がよさそうだと思えた。
現地での唯一の日本人として、ある程度の裁量がある仕事で面白そうだった。
正直、以前までに20社以上受けていたので、面接慣れしていた。
18社は日本国内、タイ含む2社だけ海外。ちなみにもう一社はカンボジアだった。
オファーを他社からも得たことがあったけど、決断できなかった。
英文のレジュメは・・今見返すとかなりしょぼい。
当時の面接官に聞いても、レジュメ見たときは期待していなかったらしい。
ラッキーだったのは最初の面接官が日本人だったこと。
変な質問もあったけど、日本語だったから回答しきることができた。
それから、先方は違う業界出身者でも営業力がありそうであれば採ることができるタイミングだったこと。
その後、タイ人社長と面接があったが、最初の日本人面接官を信頼していた。
そのため、実質面接は日本語での1回だったのだ。
求人サイトを見て気になる仕事があったらエージェントに連絡をする。
を1年以上繰り返していた。だから複数のエージェントとコネクションがあった。
なかなか決まらなかったが、時間をかけたのでエージェントも自分のことをある程度理解してくれていたかな。
JACとかリクルートとかアデコとか、外資系だとロバルトウォルターズやマイケルページとやり取りしていた。
タイへの転職も上記の1社に紹介してもらった。
エージェントは最初は日本語を喋るイギリス人だったけど、途中で日本人に変わった。
エージェントとの相性は大切だと思った。
自分のことを理解してくれて、自分の要望を伝えやすい人がいい。
現地採用なので、もちろん家や車が用意されていることはない。
月の給与が額面で約50万円と少し。税金で10%強を持っていかれた。
ボーナスは100%達成で3か月分。プロラタで算出。
日本ほど充実していないが保険もある。
引っ越しサポートとして飛行機代と50万円。
ビザやワークパーミットのサポート。
現地着いた日から1か月分のサービスアパートを会社が用意してくれていた。
日本より良かった!
英文のレジュメは何度もグーグルして書き方や単語しらべたので時間が掛かった。
にも拘わらず、レジュメの評価が低かった(笑)
エージェントによっては、いいことしか言わない人もいてせかされたりもした・・。
英文のオファーレターの読み込み。給与は税込み?途中でやめるときはどうするの?
オファー内容の交渉。給与もそうだけど、引っ越しサポートある?引っ越し後すぐの住居は?
入社時期の交渉。通常新しい会社は早く入社してほしい。
私は少し休憩したかったので、入社時期はできる限り遅らせたかった笑
2か月半後くらい入社でまとめることができた。
当時働いていた会社の上司へ報告すること。平和だったが、かなりビビった。
社外に目を向けることができて社外の人と話せるので、転職活動してよかった。
自分の評価がどれくらいなのか、客観的にわかることができた。
いつかまた転職するときにこの経験は生きると思う。
20社受けたけど、ピンとくる仕事が見つかるまで待ってよかった。
タイに来て間違いなく世界が変わった。
キャリアの可能性も広がったと信じている。
転職するしないは後で決めるとして、少しでも興味があればレジュメ書いて面接を受けるのに損はない。
転職プロセスを学べるし、他業界への理解も深まる。
転職活動を通じて、本当にやりたいことが見えてくると思う。
エージェントとの相性は重要。自分のことを理解しようとしてくれるエージェントを選ぼう。
冷静になること。エージェントにせかされても、
決めるのは自分!
レジュメ、オファーの確認ポイントや交渉について書いていこうと思います。